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2012-08-03

百合語り #15: 『ゆるゆり』第9巻に見るBefore YRYRの可能性

※SPOILER WARNING!!

 実写映画化もされたアラン・ムーア×デイブ・ギボンズの『ウォッチメン』。その続編となる「ビフォア・ウォッチメン」という企画シリーズが現在DCコミックスより毎月刊行されている(正確に言えば本編よりも前を描いた前日譚であり、DCとムーアは今断絶状態にあるので、ムーア自身はこの企画にノータッチだったりするが)。

 そんな「ビフォア・ウォッチメン」的な『ゆるゆり』の前日譚、その可能性が『ゆるゆり』第9巻で見えてきたような気がする。

 『ゆるゆり』の前日譚といっても、もちろん断片的に本編で語られている各キャラの幼少時代の話ではない。今回可能性が見えてきたのは主要キャラの母親たちの学生時代という前日譚だ。

 『ゆるゆり』において大人である両親の存在というのは言及されること自体まれで、登場しても台詞だけ、絵があっても部分的、全身像でも基本顔は描かれない、といったように徹底的に抑えられていて、扱い的にクラスメイトよりもモブ的な存在である。そのせいか第1巻に収録されている「10★The 家庭訪問2009.SUMMER」において京子と結衣の母親同士の仲が良いことが明言されても概ねスルーされていたように思う(これだけでは発展性もなく妄想の材料にならないということだったのだろう)。

 ところが9巻に収録された「intermission.★12 杉浦綾乃、華麗に登場!」においてさらりと綾乃と京子の母親同士が友達であるという事実が明かされ、複数の母親たちが実は繋がりを持っていることが判明したことにより、俄然ここに母親たちの関係性が妄想の材料として立ち上がってくる。

 娘が同級生ということで母親同士が知り合い仲良くなるというのは現実でもありがちなパターンではあるが、前述の第10話で明かされたように京子と結衣が仲良くなったのは親同士が仲が良かったからであり、家が隣同士というわけでもない。綾乃母と京子母も娘同士が今回まで知らなかったことから同じようなものだろう。

 では三人は何処で知り合ったのか。ここで百合的に一番正しいのは学生時代からの友達だった、ではないだろうか。考えてみると同じように幼い頃から娘が友達であるあかり母も何らかの関係がある可能性は高い。ちなつ自身は幼い頃は京子たちの近所には住んでいなかったようだが、母親の言葉から見るに近所に祖母の家があるようで、それは即ち学生時代のちなつ母が京子母たちとおなじ学校に通っていて知り合いであった可能性があるということでもある。同じように池田姉妹の祖母も近所に住んでいる。

 とまあここまでくれば主要キャラの母親たちが学生時代に同じ時に同じ学校で過ごしていたと妄想しても罰は当たらないだろう。京子母と結衣母が娘が自然と仲良くなるくらい親密で、綾乃母と京子母は娘たちが今まで知らない程度の距離感だったというのは、娘たちをトレースしたような関係を学生時代の母親たちが築いていた事を想起させるのに十分だ。逆に今の関係が必ずしも学生時代の親密さを反映しているわけではないと考えると、綾乃母と京子母の今の距離感は学生時代に燃え盛った情熱の炎が一見鎮火したように見えながらも心の奥底ではまだ燻り続けている結果ということができるかもしれない。

 所詮妄想なのだからどちらをとっても大差は無いが、私自身としては後者をさらにもう一歩進めて『ゆりゆり』は『ゆるゆり』キャラの母親たちの学生時代のエピソードである、というのを提唱したい。例えば「ゆりゆり3」のエピソードはアフターまでを含めると京子母・綾乃母・結衣母の今と繋がってくる感じがしないだろうか?

 勿論これは恋することのもどかしさ・切なさを織り込みつつハッピーエンドで締めるという『ゆりゆり』の魅力をスポイルするものであるし、現状男と結婚し子供を産んでいることから一部の百合オタが蛇蝎のごとく嫌う「百合は学生時代の一過性のもの」という考えを表わしていると捉えられても仕方が無い。だから広く流布するような妄想でないことは百も承知なのだが、それでもその先にある娘たちが仲良くなったことで焼け木杭に火が付いた不倫百合の可能性は捨ててしまうにはあまりにも惜しい。

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コメント

いまのところあかりたちの親は今日の放送や前期の5話で顔ありで登場したモブ母以上に扱い悪いのでこれからの登場に期待したいです。

メインに大人キャラが西垣先生しかいない状態だと色々難しいかもしれませんが、なもり先生の大人キャラもいけると思うんですよねえ。

久しぶりです。この場をお借りしてよろしいでしょうか。あれから数ヶ月経ちましたが、今でもゆるゆりの親たちについて気になってます。
ゆりゆりでは親はほとんど絡んでこないしどうでもいい存在かもしれないけどどうしても眠れなくなるぐらい気になってるのでこの場をお借りします。


まず、親の扱いの悪さについて・・・
父親については男キャラは誰彼かまわず排除されてるので気にならないけど、(原作では男性教師が出てたみたいだが)
他の大人の女性はちゃんと顔を出しているのにあかりたちの母親(あるいは祖母)だけまともに顔出しての出番がありません。
担任の教師などもほとんど出番がないけどちゃんと顔出しします。
男キャラを除けばなぜ母親だけ扱いが悪いのだろうか?あかりよりよっぽどアッカリーンですよね?
教師や3年生組もそれなりに扱い悪いけど母親ほどじゃないです。
生徒会長は当初顔が出ない登場ばかりだったけど後に顔出ししたのに母親はずっと顔がでないままです。
アニメの1期だけに限ればあかりの姉も扱い悪いが2期では出番が増えてるし・・・。
百合作品的に男性と経験のある女性は出したくないかもしれないけど
コミケの母親が顔出してる時点でこの説は破綻します。
なもり氏は出したかったけど編集スタッフの打ち合わせで出さない方向で決まったとか?

続いて各登場人物の両親について気になる点・・・(特に京子の両親について)
京子の両親について、エアコンの電池を抜いたことを注意した程度で親子関係は希薄なのかなと思える。
正月の話で京子が母親のお年玉の言葉に食いついたことについて、親子とのコミュニケーション取れてるのかなと思えるが、
お年玉以外に無反応だったことを考えるとやはり親子関係は希薄なのかもしれないと思っていしまいます。
同人誌活動についても親は「好きすれば?」ぐらいで口出ししてないのだと思うが、
あれだけ大掛かりなことをしているなら経費は多分親持ちなので口出ししないのはさすがに変ではないかと。
経費をすべて負担できるぐらい同人誌の売り上げがあるとかは普通考えられないし・・・
仮にそうだとしても同人誌活動に没頭して家族のことを省みてないように思えるんだが
親はそれをどう考えているのか・・・いくら架空の物語でも気になってしまいます。
結衣のアパートに住み着いていることも親は叱らないんだろうかと結衣のアパート絡みの話だと必ず気になる。
2期5話での京子母と結衣母の電話でしていた会話もなんなのかすごく気になる。
京子母は結衣の風邪を心配していたが、よその子の心配より自分の子の心配をしたほうがいいと思った。
結衣が心配にしてもアパートに住み着いて結衣を困らせてる京子を叱るべきだと思う。(一人暮らしさせてる結衣の親もおかしいけど・・・)
あと家事を娘たちに押し付けてる親もいるのも気になる。
何を言っても妄想の域を出ないのが悔しいが。

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