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2013-02-19

アメコミ語り #39: 『ゴーストライダー2』 (2012年/アメリカ)

※SPOILER WARNING!!!
がつんとネタバレしてるよ?

結論:ニコラスが楽しそうだと、私も楽しい。

 うん、そういう事。

 ネット上にはなにか真綿を口に含んだようなレビューばかりが上がっていて、正直凄く心配していたのだけれども、実際見てみると普通に面白かった。確かにこの作品は『アベンジャーズ』のような大作でもないし、『ダークナイト』のような語りたくさせるような作品でもない、ごく普通のアクション映画。デパートのレストランでお子様ランチを頼んでそこにあるケチャップで色を付けただけのナポリタンを本格イタリアンなパスタじゃないと批評しても意味が無いように、この作品もそんな感じで見れば普通に楽しめる。

 ストーリーは悪魔ロアークに狙われる少年ダニーをゴーストライダーことジョニー・ブレイズが悪魔の力を捨てる約束を餌にされて渋々守る羽目になるという単純明快なもの。そこに内なる悪魔の力を捨て去りたいジョニーと悪魔の子であり悪魔の力を捨て去ることすらできないダニーの交流を絡め、その交流が最後の勝利の鍵になることでアクション映画としては十分な内容になってるんじゃないだろうか。

 肝心なアクションはやはり中盤にある採石場でのGR仕様バスケット・ホイール・エクスカベーターの暴っれぷりが全てで、最終決戦(というか追跡劇)はちょっとあっさりしていてもう少し溜があっても良かったような気がする。ただ青空の下のGRは炎が凄く映えるということを確認できたのでそれはそれで良かった。

 バスケット・ホイール・エクスカベーターの他にこの映画にはもう一つの見所があって、それが冒頭の結論にもなるニコラス・ケイジの怪演。正直全編割と臭い演技なのだけれども、中盤の採石場決戦の前にダニーを誘拐したキャリガンの居場所を尋問するシーンではあまりにも過剰な演技に大爆笑できる。そのすぐあとにGRの力を抑えきれなくなって夜の街をライダーに変身しかかりながらバイクで疾走するシーンがあってそこでのニコラスの顔芸も素晴らしい。

 アメコミオタ的には物語のヒロインであるダニー少年が原作でのジョニーの弟であり、もう一人のGRであるダニエル・ケッチからとられていたり、ダニーを誘拐した彼の母親の元カレであるキャリガンが中盤以降悪魔の力を与えられて原作GRのヴィランの一人ブラックアウトみたいな姿になったり(能力は違うけど)、原作でも登場した青い炎のGRが見れたりとそこそこ見所はある、と思う。

 個人的にはザラソスが裏切りによって地獄へ落ちた正義の天使であるという話が語られたすぐ直後にジョニー自身が僧達に裏切られる展開とか、キャリガンが仲間を見捨てる時に「菓子(原語では明らかにトゥインキーと言ってる)でも食ってろ」と言い放ったらのちのちトゥインキーしか食べられない体になったり(こちらのブログの情報より)、キャリガンが能力を使う時黒白の世界になったりというよく分からない中途半端な細かさが何気に良いと思う。あとちょっとだけどカジャグーグーの「君はTOO SHY」がかかって大興奮した。

 パンフレットの光岡光子氏のコラムによるとこの映画の原作(というかネタ元)になったのはGhost Rider: Road to Damnationらしい。このコラムではこの作品のライターであるガース・エニス繋がりで同じエニス作品を原作にしているアメコミ映画『コンスタンティン』に触れられていたりして、こっちも好きな身としてはちょっと嬉しい。ちなみにこれもパンフレットで知ったことだけど、今回の作品を撮った二人組監督マーク・ネヴェルダイン&ブライアン・テイラーはこれもアメコミ映画である『ジョナ・ヘックス』に最初監督として起用されたけれどもスタジオと揉めて降板、結局脚本だけそのまま流用されたみたい。

 ふと思ったけれど、ラストでジョニーの青い炎によってダニーが蘇生するシーンはもしかしたらあれでGRの主がダニーにも宿り次回作でジョにとダニーのダブルライダー体制になるという布石なんだろうか。いや次回作なんてないんだろうけど。

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