応援しています!

  • TVアニメ『ゆるゆり』
    TVアニメ「ゆるゆり」スペシャルサイト
  • 白衣性恋愛症候群RE:Therapy
    工画堂スタジオ『白衣性恋愛症候群RE:Therapy (リセラピー)』

Twitter

  • Twitter
フォト

利用サービス

Facebook Flickr Goodreads Last.fm Twitter YouTube
無料ブログはココログ

« アメコミ語り #42: Marvel #1 700タイトル無料ダウンロードキャンペーンで読んでおきたいタイトル100選 | トップページ | 映画感想文 #1: 『パシフィック・リム』(2013年/アメリカ) »

2013-06-07

百合語り #50: 百合元年から10年目を迎えて~あれから10年も、この先10年も~

 今年2013年は百合元年から丁度10年目にあたる、みたいな感じでこの10年間の百合作品を羅列しながらあれこれ語ろうかと思ったけど書いていてめんどくさくなったのとつまんないので止め。その替わりにメモ代わり的な物を置いておく。

 ちなみに百合元年というのは2003年に発売された『百合天国~Girls Heaven~』Vol.1(大都社)の編集後書きにおいて宣言されたもので、同年に『コミック百合姫』(一迅社)の前身である『百合姉妹』(マガジン・マガジン)が創刊されているように当時としては百合作品の発売が集中したことから出てきた言葉。

 実際、この2003年を前後して漫画分野においては継続的に百合作品が供給されるようになり、アニメ分野でも毎期とまではいかないけれど通して見れば毎年何かしら百合的に盛り上がる作品が供給されようになった訳で、この10年間漫画とアニメの両輪で発展してきた百合ジャンルの最初の一歩が踏み出された年と言えると思う。

 もちろん2003年に突発的に百合ジャンルが立ち上がったわけではなく、『美少女戦士セーラームーン』シリーズや『マリア様がみてる』(今野緒雪/コバルト文庫/集英社)のヒットといった下地があり、2003年以前にも百合作品はいくつもあったわけで、2003年の百合元年は商業的にジャンルとして立ち上がり始めた年というのが正確だろう。

 個人的な百合ジャンル史観を開陳しておくと、

  • セラムン以前
  • セラムン~マリみて以前
  • マリみて~百合元年
  • 百合元年以降

といった感じになるだろうか。

 この中で一番重要なのはやはり「マリみて」だろう。『百合姉妹』が「マリみて」ブームに便乗した形で創刊されたように、「マリみて」のヒットが商業的な百合作品発売の敷居を下げたからこそ2003年の百合元年がもたらされた。そういう意味では「マリみて」は「百合ジャンル中興の祖」と言っていい。

 もっとも物事には必ず光と影、良い面と悪い面があるもので、「マリみて」ブームは私が日頃「マリみての呪い」と呼んでるような、

  • 高校生を中心とした思春期の物語
  • 精神的な繋がりを重視
  • 肉欲の排除
  • お姉様フォーマット

といった要素の偏重とある種の百合ジャンルのイメージの固定化を招いたのも事実(勿論「マリみて」という作品自体に罪はない)。この「マリみての呪い」からの脱却がこの10年間の百合ジャンルの一つの裏テーマだったと思う。それは今現在百合専門誌で展開される作品の設定や内容が多様化していること、『彩百合』(オークス)という性的な方面での専門誌も創刊されたことで、ある程度は解決出来ていると言えるだろう。時折、初心者と古参、ライトとマニアといった対立軸の中で表面化してくることはあるにしろ。

 さて、10年前と今の百合ジャンルを比べてみると、アニメ分野はあまり変らないけど力強く百合的に美味しいアニメを供給しており、漫画分野では毎月何かしらの百合作品単行本が複数出て、さらにはここ数年でゲーム分野で急速に百合作品が出るようになった、といった風に遙かに拡大しているのが分かる。一方で『つぼみ』(芳文社)の休刊やライトノベル分野での百合の枯渇といったようにまだまだネガティブな要素はある。

 そういうわけでこの先の10年間で求められる物は、百合ジャンルのさらなる安定化とライトノベル分野での百合の開発ということになるだろう。下品な感じで書けば、より百合が儲かるジャンルになれ、ということだ。まあ、そればかりは一消費者の身ではいかんともしがたいことなので、自分の出来る範囲で粛々と消費していくしかないのだけれど。

« アメコミ語り #42: Marvel #1 700タイトル無料ダウンロードキャンペーンで読んでおきたいタイトル100選 | トップページ | 映画感想文 #1: 『パシフィック・リム』(2013年/アメリカ) »

アニメ・コミック」カテゴリの記事

百合」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/554887/56630579

この記事へのトラックバック一覧です: 百合語り #50: 百合元年から10年目を迎えて~あれから10年も、この先10年も~:

« アメコミ語り #42: Marvel #1 700タイトル無料ダウンロードキャンペーンで読んでおきたいタイトル100選 | トップページ | 映画感想文 #1: 『パシフィック・リム』(2013年/アメリカ) »

2015年6月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

最近のトラックバック

アフィリエイト

いらっしゃ~い