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« アメコミ語り #43: マーベル・コミックスが邦訳アメコミ配信サービス「マーベル・グローバル・コミック」をスタート | トップページ | 「ケッコンカッコカリ」で艦これが失ったもの »

2014-02-11

アメコミ語り #44: 「マーベル・グローバル・コミック」2014年2月4日追加タイトル

日付はアプリの記載日に基づく。

●アストニッシング・ソー 全5巻

 2011年に発売された全五話のミニ・シリーズ。当時のソー個人誌とは独立した話になっているのでこれだけで楽しめる。映画『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』を見たあと読むとちょっと面白いかもしれない。

●アベンジャーズ (1998) 1巻~11巻

 タイトルにあるように1998年にスタートしたアベンジャーズのメイン誌。「オンスロート」事件(プロフェッサーXの暗黒面とマグニートーの暗黒面が融合して誕生した超強力なミュータントとの戦い)で命を落とし別世界へと転生し ていたアベンジャーズの面々(その間の活躍を描いたのが「ヒーローズ・リボーン」)が通常世界へと帰還した所から始るシリーズで、今回は創刊号から十一話までリリース。オーソドックスな従来のアベンジャーズの物語を読みたいのならこちらを読む方が良いと思う。

 ライターを務めるのは『マーベルズ』(最近小学館集英社プロダクションより復刊)のカート・ビュシーク、アート担当はレジェンド・アーティストのジョージ・ペレス。このシリーズの38話から40話にかけてのエピソードは邦訳本『アベンジャーズ:ハルク・ウェーブ!』(ヴィレッジブックス刊)に収録されている。

 なお前述の『オンスロート』と『ヒーローズ・リボーン』は小学館プロダクション(現:小学館集英社プロダクション)より翻訳本(全訳ではない)が発売されたことがある。読まなくても十分このシリーズは楽しめるが、それ以前の流れを把握したいという人は探してみてはどうだろうか。


このシリーズの28~30話が収録されている。


このシリーズのライター、カート・ビュシークの代表作の一つ。


今シリーズへと繋がる発端の事件。


前シリーズ。

●アメイジング・スパイダーマン 642巻~647巻

 スパイダーマンのメイン個人誌、その中のゴブリンの子を巡るエピソード「オリジン・オブ・スピーシーズ」が一挙リリース。

 このエピソードは「ブランニュー・デイ」という2年ほど続けられた大きなエピソードのグランド・フィナーレに当たる部分であり、発端の「ワン・モア・デイ」を含めてここに至るまでの幾つかのエピソードが小学館集英社プロダクションより翻訳本で発売されているので先にそちらを読むことをオススメしたい。


左上から時系列順に並んでいる。

●アンキャニー・X-メン: ファースト・クラス 1巻~7巻

 過去の冒険譚を描く「ファースト・クラス」シリーズのうちウルヴァリンなどが参加した新生Xメンを主人公にしたシリーズの全八話の内七話までがリリース。

 映画『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』の原題にもなったシリーズの原点X-Men: First Classの初期部分が小学館集英社プロダクションより翻訳されているのでファースト・ファイブ(サイクロプス、マーベル・ガール、ビースト、アイスマン、エンジェル)の活躍が読みたいという人はそちらも手に取ってみると良いだろう。

●インビンシブル・アイアンマン (2008) 1巻~7巻

 当時公開された映画に合わせてリスタートしたアイアンマンの個人誌メインシリーズのうち創刊号から七話までがリリース。

 時系列的には『シビル・ウォー』(後述)の後、『シークレット・インベーション』(後述)の前になり、ヴィレッジブックスから発売されているアイアンマン2作品は前シリーズのエピソードになる。

 

●インフィニティ・ガントレット 全6巻

 究極の力を持つインフィニティ・ガントレットを手にしたサノスとヒーローたちとの死闘を描いた1991年のクロスオーバーイベントのメインシリーズを一挙リリース。

 カプコンのゲーム『マーヴル・スーパーヒーローズ』の原作であり、かつて小学館プロダクション(現:小学館集英社プロダクション)より発売されていた邦訳アメコミ誌『マーヴルX』の1巻から6巻において一話ずつ翻訳されたこともある。

 映画『アベンジャーズ』や『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』にあるおまけネタの意味が分からないという人は読んで損はない。

 なお続編として『インフィニティ・ウォー』と『インフィニティ・クルセイド』があり、英語ではあるけれども単行本化もされているので気になる人はチェックしてみると良いだろう。


※英語版なので注意

●シークレット・アベンジャーズ 1巻~6巻

 2010年に創刊されたアベンジャーズ隠密部隊シリーズのうち創刊号から6話までをリリース。時系列的には『シークレット・インベーション』(後述)の後、『フィアーズ・イットセルフ』(後述)の前に当たる。

 とある理由からキャプテン・アメリカの座から退いているスティーブ・ロジャースによって創設されたチームで今回リリースされたアベンジャーズ関係タイトルの中でもかなり異質な雰囲気の作品。

●シークレット・インベーション 全8巻

 2008年のクロスオーバーイベントのメインシリーズを一挙リリース。変身能力のある宇宙人スクラルの地球侵略の話で、『ニューアベンジャーズ』(後述)を中心にかなり前より伏線が張られていた。

 なおヴィレッジブックスより折り込み解説が付いた紙版が発売されており、またこのイベントとタイインした「ニューアベンジャーズ」のエピソードの翻訳本も発売される予定なので初心者の人やより詳しく知りたいという人はそちらを買う方が良いかもしれない。

●シビル・ウォー 全7巻

 ある悲劇によって生まれた超人登録法を巡るヒーローたちの内紛を描いた2006年のクロスオーバーイベントのメインシリーズが一挙リリース。折り込み解説付の紙版がヴィレッジブックスより発売されているので初心者の人やより深く知りたいという人はそちらを買った方が良いかもしれない。

 『ニューアベンジャーズ』(後述)のタイイン・エピソードや実質的なエピローグである『キャプテン・アメリカ』のエピソードもヴィレッジブックスより発売されている。

●ニューアベンジャーズ (2004) 1巻~6巻

 2004年に創刊された従来のアベンジャーズとは大幅にメンバーが替わった新生アベンジャーズのメイン誌。今回リリースされた話は折り込み解説付の紙媒体でヴィレッジブックスより『ニューアベンジャーズ: ブレイクアウト』というタイトルで発売されているので、初心者の人やより深く知りたいという人はそちらを購入した方が良いかもしれない。


今回リリースされた範囲の紙版。

 なおヴィレッジブックスではこのシリーズのかなり先まで紙媒体で出しているので続きが早く読みたいという人はそちらでどうぞ。

●ハウス・オブ・M 全8巻

 ミュータントが支配する世界へと改変された地球を舞台にしたXメンとアベンジャーズのクロスオーバー・イベントのメインシリーズ(2005年発売)が一挙リリース。この話の最後に今なお影響を色濃く残すミュータントにとっての最悪な出来事が起ることになる。

 『ザ・パルス』(当時発売されていたジェシカ・ジョーンズとデイリー・ビューグル特集担当部門記者を主人公とした作品)の特別編が当時収録された邦訳単行本『X-MEN/アベンジャーズ ハウス・オブ・M』がヴィレッジブックスより発売されている。

 また実質的なエピローグを収録した『ニューアベンジャーズ: コレクティブ』とその後のXメンのエピソードを収録した『X-MEN: デッドリー・ジェネシス』が共にヴィレッジブックスより発売されているので気になる人はチェックしてみると良いだろう。

●ハルク (2008) 1巻~6巻

 突如現われた謎のレッド・ハルクを中心にストーリーが進む2008年にスタートしたハルクの個人誌のうち創刊号から6話までをリリース。レッド・ハルクの正体はかなり先になるまで明かされないので気長に読むと良いだろう。

 当時のハルクについてより深く知りたい人は創刊直前に起ったイベント『ワールド・ウォー・ハルク』がヴィレッジブックスより翻訳販売されているので読んでみると良いだろう。

●フィアーズ・イットセルフ 全7巻

 2011年に発売されたクロスオーバーイベントのメインシリーズが一挙リリース。原題がFear Itselfなのになぜか邦題は複数形になっている不思議(ちなみにタイトルはフランクリン・ルーズベルト大統領の就任演説の一節からとられている)。

 レッド・スカルの娘シンが恐怖の神サーペントを復活させその宝具によって強大な力を得たヴィラン(一部ヒーロー)軍団とヒーローたちが激突するという大型クロスオーバーならではの話になっている。

 ただ紙版でもMGCでも現在翻訳されている範囲からは少し先の話になっているのでこれだけ読むとちょっと分からないところが多く出てくる可能性がある。とりあえずはこれを読む前に『シビル・ウォー』、『シークレット・インベーション』、『シージ』(現在下記英語版単行本のみ)あたりを読んでおくと良いかもしれない。

●マーベル・ゾンビーズ 全5巻

 ヴィレッジブックスより邦訳本が発売されているし説明不要だとは思うけれども、簡単に説明するとマーベルキャラがゾンビになる話。

 2までがヴィレッジブックスより邦訳単行本化されているほか、小学館集英社プロダクションより発売されている『デッドプール: マーク・ウィズ・ア・マウス』も密接に関係している話なので今作が気に入った方は読んでみると良いだろう。

●マイティー・アベンジャーズ 1巻~6巻

 『シビル・ウォー』後に結成されたもう一つのアベンジャーズ描いた第二のアベンジャーズ誌(2007年創刊)の内創刊号か6話までをリリース。政府公認のアベンジャーズということで同時期のニューアベンジャーズ誌と読み比べてみるのも面白いかもしれない。

 ヴィレッジブックスより『マイティ・アベンジャーズ: ウルトロン・イニシアティブ』のタイトルで邦訳単行本化されている部分である(続きも単行本化されている)。

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