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フィア・イットセルフ

2011-05-04

Fear Itself: The Worthy #2 (2011年/Marvel Comics)

制作陣
ライター: ジェフ・パーカー
アーティスト: デクラン・シャルベイ

ストーリー
 ケイン・マルコ。彼は今犯罪者更正プログラムとなったルーク・ケイジ率いるサンダーボルツに所属している。
 彼の人生は常に壁に衝突し続ける人生だった。喋れるようになってすぐ父親と衝突し、やがてプロフェッサーXと呼ばれることになる義弟とも衝突した。
 世間では義弟と同じく彼をミュータントだと思っている人間が多いが実際は魔石サイトラックから得た力を使っているだけだ。
 彼はブラザーフッド・オブ・ミュータンツに所属したこともあればXメンに所属したこともある。どちらとも長く続かなかったが。
 彼の力はサイトラックの機嫌によって左右される。キャプテン・ユニバースと戦い一時的にユニパワーを継承した時には著しいパワーダウンを強いられ、その結果逮捕されラフトに収容されることになる。
 そしてケイジによってサンダーボルツに抜擢された。これも長くは続かないだろうと彼は思っている。彼は子供でもミュータントでもない。ヒーローでもヴィランでもない。自分がケイン・マルコであるかという事にも確証が持てない。しかしただ一つだけ確信しているものがある。
 彼はジャガーノートなのだ。

感想
 サーペントの部下ワージー達にスポットを当てたデジタル版ミニ・シリーズ(全八話)の第2弾。今回は早い段階からカバーでもワージーになることが披露されていたジャガーノートが主役。このミニシリーズは要するにワージーになるマーベルキャラのキャラ紹介ということみたい。

関連商品
Spider-Man: The Gauntlet - Volume 4: Juggernaut


上で言及したキャプテン・ユニバースと戦いをまとめた単行本(Amazing Spider-Man #626-629)。それにプラスして名作と名高い(らしい)「ノッシング・キャン・ストップ・ジャガーノート!」(Amazing Spider-Man #229-#230)を収録。

2011-04-27

Fear Itself: The Worthy #1 (2011年/Marvel Comics)

制作陣
ライター: クリストス・ゲイジ
アーティスト: エリア・ボネッティ

ストーリー
 雨の中、レッド・スカルが女性から一人の女の子の赤ちゃんを渡される。しかし自分の後継者として男児が欲しかったスカルは自ら赤ちゃんを殺そうとするが、その女性 ―スーザン・スカルボによって思いとどまり赤ちゃんにシンシアという名前を与えてスカルボに育てさせることにする。

 スカルボによって身も心もスカルの後継者として育てられたシンシアはシスターズ・オブ・シンの一員としてキャプテン・アメリカと戦うようにまでなるも、敗れ捕まり政府に引き渡され更正という名の洗脳を受けることになる。さらにはその間にウィンター・ソルジャー(キャップの元相方バッキー)にスカルボを殺されてしまう。

 そんな全てを失った囚われの身のシンシアを助け出したのはスカルの右腕クロスボーンズだった。コンビを組んだ二人はやがてキャプテン・アメリカ暗殺計画を成功させる。計画はスカルがキャプテン・アメリカ(スティーブ・ロジャース)の肉体を乗っ取るために実行させた物だったが、結局肉体乗っ取り計画は失敗、復活したスティーブと新たなキャプテン・アメリカ(バッキー)によってスカルは倒されてしまう。その際の爆風に巻き込まれたシンシアは顔に酷い怪我を負い、父親と同じ様な顔になってしまう(更にクロスボーンズは逮捕され監獄行き)。

 またしてもキャプテン・アメリカによって全てを奪われたシンシアだったが、父親の跡を継ぎレッド・スカルを襲名すると、二人のキャプテン・アメリカから全てを奪い復讐しようと誓う。そのために父親のスカルを越えようと彼が扱いきれなかったハンマーの力を求めて南極へと赴くのだった。

感想
 マーベルのコミックアプリ(iPhone/iPad/iPod touch用)及びMarvel Digital Comics Unlimited、Marvel Comics on Chromeに向けて期間限定週刊無料配信されるデジタル版ミニ・シリーズ(全八話)の第1弾。今回はシンが主役。実質4ページしかない簡単なキャラクター・バイオ紹介コミックで、おそらくはそんな感じでサーペントの部下となる8人のマーベル・キャラを紹介していくのだとおもう。ちなみに全8話を一つにまとめた紙媒体のコミックが7月に出る予定。

2011-04-20

Fear Itself: The Home Front #1 (2011年/Marvel Comics)

制作陣
「ラーカー」
ライター: クリストス・ゲイジ
アーティスト: マイク・メイヒュー

「エイジ・オブ・アングザエティ」
ライター: ピーター・ミリガン
アーティスト: エリア・ボネッティ

無題
ライター&アーティスト: ハワード・チェイキン

「ノー・プレイス・ライク・ホームレス」
ライター: ジム・マッキャン
アーティスト: ペペ・ララツ

ストーリー
「ラーカー」 第1話(全7話)
 マンハッタン。
 アベンジャーズ・アカデミーのハズマットやメトルと共にアイス・プリンセスやラングラーと戦うスピードボール。無事に戦いが終ると、教師として教え子たちに一つの教訓を教える。
「このビジネスで正気でいるためにはインターネットなんてやっちゃだめだ。ネットの人たちは気が狂っているのさ。君たちを敬愛したと思ったら、君たちを嫌悪するようになるし、そして又君たちを敬愛するようになる。万事そんなん調子さ。無視するに限るよ。それでも上手く行くんだ。ネットの人たちはエリオット・スピッツァーだって赦した。デビッド・ハッセルホフだって赦した。そしてこの僕でさえ赦したんだからね」

 一方インターネットのディベートサイトTWO-IN-ONE.COMではマーシー・ピアソンとトリッシュ・ティルビーによる討論動画が上げられていた。議題はスピードボールがアベンジャーズ・アカデミーで教師を務めることについて。ティルビーが擁護に回るものの、ピアソンはスタンフォードの悲劇を引きこしたスピードボールを糾弾、さらにシャドウランド事件やミュータントの疫病を持ち出しヒーロー社会をも糾弾、だめ押しとばかりにスタンフォードの悲劇の遺族であるミリアム・シャープまで登場させ糾弾させる。
「ヒーローたちは何事もなかったように元の生活に戻ったわ。でも私の息子は死んだままなのよ」

 その動画をジョキャスタに見せられ引き留められたもののスピードボールは私服に着替えるといつも通り電車を使ってある場所へと赴く。電車に揺られながら自分に関するネットの討論を見ていたスピードボール、彼が着いた場所とはスタンフォードだった。

 いつも通り眼鏡を掛けて変装をしボランティア事務所へと顔を出したスピードボールは普段は顔を出さないそこの創設者であり先ほどの動画にも出ていたミリアム・シャープと対面することになる。なんとか一時的に誤魔化すことはできたものの、結局はばれてシャープに平手打ちを食らう。謝りながら急いでその場を去ろうとしたスピードボールだったが周りの人間がそれを赦さず、後頭部にバットの一撃を食らいコスチュームに戻ってしまいその衝撃で通りへと飛び出してしまう。更に悪いことにスピードボールがスタンフォードにいることがTwitterで一瞬のうちに広まり、集ってきた人たちにリンチされそうになる。

「エイジ・オブ・アングザエティ」 第1話(全4話)
 50年代のドラマが流れるホテルの一室。よりを戻そうとネイモラに言い寄るジミー・ウーだったが、そこに邪魔をするようにゴリラマンからの緊急招集がかかる。

 ゴリラマンによるとマイアミとフロリダのサウスビーチエリアで何者かによってユダヤ教会やアフリカ系教会が焼き討ちされているというのだ。ただちにジミーはアトラスのエージェントと共に人種差別主義者たちのアジトを潰して回り、数日後黒幕を発見する。背後にいたのはトゥーレのハンマーという組織で、彼らはレッド・スカルのために偉大なる神を召還したトゥーレ教会の司祭たちの直系子孫だというのだ。その話を聞いたジミーはアトラスのエージェントたちと共にただちに召還現場のドイツの城へと向かう。

無題
 ローワー・マンハッタンでの暴動を伝えるニュースが流れるテレビの前で一杯あおるジョナ・ジェイムソンNY市長。テレビからは暴動後の彼の会見の模様が流れてくる。
「マスクやケープや爪を付けた奴らが現れる前は平和な時代だったと言うつもりはないがね、しかし賢くなくたって超能力を持ったコスチューム野郎たちがそこら中で互いを叩きのめしあってることでどんだけ文明って奴が傷つけられたか分かるもんだろうよ。そんな暴力が影響ないわけないだろう。全くもって明らかなことなんだよ。要するにこの暴動はスーパーヒーローって奴に影響されたのさ」

「ノー・プレイス・ライク・ホームレス」
 オクラホマ州ブロクストンにあるダイナーはソーやアスガード目当ての観光客でごった返していた。その中で店主を含むブロクストンの住人は街の現状について愚痴を言い合っていた。「シージ」によって工場は潰れ多くの人が職を失い、街を出て行く物が跡を絶たないというのだ。その時ソーマニアの客が地元住民とトラブルを起し店主に一喝される。更に店主は他の観光客にも怒りの声をあげるのだが、その声はアスガードの神々が地球を離れるぞという声にかき消され、店内にいた観光客はあっという間にいなくなってしまう。「神さんがどっか行っちまうんだって? またトラブルが起るな」という地元住民の客の声に店主は答える。
「いつも通りのことをするだけさ。顔を上げ、嵐を乗り切るんだ」

感想
 というわけで一応マーベル・ユニバースの一般市民側からイベントを描くフロント・ライン・シリーズの流れをくむアンソロ・ミニ・シリーズ、ということで良いのかな? 今号は続き物が二本と読み切りが二本入ってます。

 まずスピードボールが主役の「ラーカー」。ヒーローとヴィランの戦いに巻き込まれて多くの子供たちを含む一般市民が亡くなったスタンフォードの悲劇の当事者であるスピードボール(自傷癖あり)が主役と言うだけでかなり重たいのに遺族代表のミリアム・シャープまで出てくるものだから尋常じゃないくらいに重たい話になっています。確かに「シージ」が終ったあとたった1ページで超人登録法が撤廃されて社会はヒーロー歓迎ムードというのは当時からおかしいと言われてたことだったのでその辺を掘り下げるのはどこかでやるべき事ではあったんですが……というかネット上でのスピードボールへの攻撃がほんと酷いの(スピードボールの家族を殺せばやつも同じ苦痛を味合うことになるとか平気で書き込んでいるのよ……)。

 小ネタとしては小プロ世代には元ビーストの恋人として知られるトリッシュ・ティルビーが出てきたり(討論相手のマーシー・ピアソンも一時期トニーの会社の広報担当をしていた既存キャラらしい)、Twitterアカウントの中にErikTheRedがあったりするんですがそれが気にならないくらい内容が重い……

 二本目の「エイジ・オブ・アングザエティ」は何年もプッシュしているのに一向に人気が上がらないエージェンツ・オブ・アトラスの話。今回も内容的にはどうでもいい感じですが、どうやら次回はFear Itself: Book Of The Skull #1で出てきた儀式会場に行く模様。しかしアトラス系の話ほとんど読んでないから分からないけどいつからジミー・ウーは50年代の文化に浸って現実逃避するような人になったんだろう?

 三本目はハワード・チェイキンによるJJJの1ページ読み切り。いつも通りのヒーロー嫌いのJJJといった感じ。

 四本目はブロクストン住人の視点で「シージ」後の街の様子を描いた読み切り。ブロクストンに押し寄せる観光客の群れは日本で言えば聖地巡礼するオタク集団みたいなもんでしょうか。

関連商品

Civil War


スタンフォードの悲劇はこの単行本の中で発生。ミリアム・シャープ初登場回もこの中に。

Civil War: Front Line Book1-2


「シビル・ウォー」の引き金となったスタンフォードの悲劇の生き残りスピードボールが主役の一人となっている「シビル・ウォー」関連ミニ・シリーズ。これも凄く痛々しい物語。

Siege


ヒーロー社会の頂点に立ったノーマン・オズボーンがオクラホマ州ブロクストン上空にあるアスガードへと侵攻、それを阻止せんと立ち上がったアベンジャーズを中心としたヒーロー軍団。両者の最終決戦を描いた「ダーク・レイン」最終章「シージ」の本編を一つにまとめた単行本。この中で敢行されたアスガード落としによってブロクストンの街はめちゃくちゃに。

Agents Of Atlas


まだマーベルがアトラスだった時代に登場した50年代のヒーローたちを集めたチーム物エージェンツ・オブ・アトラス。その最初のミニシリーズに各メンバー初登場コミック、さらにはネタ元であるWhat If? #9までも収録した単行本。

2011-04-19

Fear Itself #1 (2011年/Marvel Comics)

制作陣
ライター: マット・フラクション
ペンシラー: スチュアート・イモネン

ストーリー
「ザ・サーペント」

 ローワー・マンハッタン。
 スティーブ・ロジャースとシャロン・カーターは二つの群衆の間に立ってなんとか彼らを落ち着かせようとしていた。一方は「彼らにそれを建設させるんだ。許可は出ているし、合法な場所なんだ。ここは法を犯さない限りみんな自由である国なんだ」と叫び、一方はで「ここには何も建てちゃいけない。教会も店もマンションもだ」と叫んでいる。高まる緊張の中、警官隊の催涙弾発射によって遂に両者は衝突、暴動へと発展する。警官隊をも巻き込んだ激しい暴動にスティーブとシャロンは立ちつくすしかなかった。

 南極。
 開城を拒むトゥーレ協会の要塞にシンとその手勢は突撃を開始、激しい抵抗に遭いながらもなんとかハンマーの保管場所へと到達する。ハンマーには「価値あるものよ、汝スカジのハンマーを振るわん」と刻まれていた。シンがハンマーに触れようとした瞬間、目映い光が起り、彼女はスカジへと変貌する。
「見よ、我は蘇り。父上、次は貴方だ」

 アベンジャーズ・タワー。
 スティーブ・ロジャースはアベンジャーズの面々の報告を聞いていた。昼間の暴動の背景に何かあると睨んだのだ。しかし暴動の背後にどんな科学技術もエネルギーも魔法も科学物質もヴィランもあった痕跡すらなかった。残念がるスティーブにアイアンマンが別の話を持ち出す。それはアスガードの住人のための地上の都市を造り、それによって雇用を生み出そうというものだった。

 オクラホマ州ブロクストン。
 「神々の隣人」という謳い文句で一躍観光名所となり観光客が押し寄せる街の中で一つの家族がこの地を離れようとしていた。仕事を失い貯蓄も尽き家を銀行に取られた家族はアベンジャーズ&ニュー・アベンジャーズによるアスガード再建計画発表に向かう報道陣とは対照的に街を去っていく。

 アベンジャーズによる記者会見を高みから見下ろす二つの影があった。一つは神々の父オーディン。もう一つは観測者ウォッチャー。スカジの復活とウォッチャーが登場する意味を知っているオーディンは罵声を浴びせながら激しくウォッチャーに詰め寄る。しかしウォッチャーは何も答えずオーディンに背を向け去っていく。

 入れ替わるようにソーが現れ、オーディンに会見への参加を要請する。人間を見下し、更に新たなアスガードを天空に再建することを告げたオーディンはソーにお前は神か人かと問う。首に手を掛けられ脅されながらもソーは人を選ぶ。

 太平洋、マリアナ海溝より11キロ北。
 スカジとなったシンは未だシンとしての意識は保っているものの内なるスカジの声に操られるように海へと潜る。待ち構える海獣を倒し、海底にある紋章から封印施設へと辿り着いたスカジはそこで父である畏怖の神サーペントと再会する。

 同時刻、アスガードの上空に黒い稲妻が走りオーディンもサーペントの復活を知るのだった。そしてオーディンはアベンジャーズの面々が神々と宴会をしているところに赴き一方的に天空のアスガードへの帰還を宣言。反発するソーのムジョルニアを無効化し拘束すると強引に他の神々と共に天空へと連れ帰るのだった。

 一方、サーペントは彼の復活を世界に知らしめ恐怖をもたらすためにワージーを召還する。宇宙の彼方からやってきた7つの光、そのうち一つは太平洋に、一つはブラジルに、一つは中国に、一つはマンハッタンに、一つはブロクストンに墜落する。

 アベンジャーズの面々はそのことをまだ知らず、神々が去った世界樹の前で呆然と立ちつくしていた。

感想
 というわけで始まった「フィア・イットセルフ」、想像していたよりずっとソー中心になっていてちょっとびっくり。話自体はまだヒーローとヴィランが互いのことも知らない状態なので何とも言えないんですが、父レッド・スカルに対抗意識を燃やしていたシンが父親であるサーペントには従順なスカジになるあたりは少しひねりが利いていて面白かなあと。もしかしたらこの辺のギャップが物語にも関わってくるのかと少し思ったりも。あとはオーディンの人間見下しっぷりとか子供たちであるアスガードの神々への頭ごなしの命令っぷりとかもうどこの昭和の頑固親父だよという具合で、こちらは面白いというよりももうラスボスでいいじゃんと思うくらいのストレスフルな描写でちょっと疲れた……

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Siege


ノーマン・オズボーン率いるダーク・アベンジャーズ&H.A.M.M.E.R.連合軍のアスガード侵攻とそれに抵抗するアベンジャーズを中心としたヒーロー連合軍との戦いを描いた「シージ」を一つにまとめた単行本。この戦いの中でブロクストンへのアスガード落としが敢行されることに。

Thor: The World Eaters


ラグナロク後唯一復活していなかったオーディンや「シージ」で死亡したロキが復活するなど今回のクロスオーバーへと繋がるエピソードを一つにまとめた単行本。ライターはマット・フラクション。

Fear Itself: Book Of The Skull #1 (2011年/Marvel Comics)

制作陣
ライター: エド・ブルベイカー
ペンシラー: スコット・イートン
インカー: マーク・モラレス

ストーリー
 エジプトの砂漠を一台のホバークラフトが走る。搭乗者はバロン・ジーモとレッド・スカルの娘シン。目的地はレッド・スカルが残した秘密基地。テレポーターを使い基地の周りのブービートラップを回避した二人は無事中に侵入すると、待ち受けていた警備のドローンを倒し、基地最深部の部屋へたどり着く。そこにはシンの記憶通りに青革の本(材料は死に逝くアトランティス人)があった。それは何の本かと尋ねるジーモにシンは答える。
「なんでもないわ……ただのレッド・スカル最大の失敗よ」

 1942年2月ドイツ。
 激しい雨が打ちつける中、トゥーレ協会の司祭たちが未知の言語で祈りを捧げる会場でレッド・スカルは何人ものアトランティス人を生け贄として吊り下げたのにまだ足りないのかと苛立ちの声を上げる。大丈夫だと答える司祭の言葉に反応するかのように天に大きな稲光が舞う。それは彼らからの贈り物。スカルが何ヶ月も渡って追い続けた兵器。しかしそれはスカルが待ち構えている場所ではなく他の場所へと墜ちたらしい。苛立つスカルは早急に場所を特定するよう司祭たちに命じる。

 翌日。
 スカルたちが儀式を行った場所にキャプテン・アメリカ(スティーブ・ロジャース)と相方のバッキー、それにアトランティスの王ネイモアが到着する。そこで彼らが見たのは生け贄として捧げられた何人ものアトランティス人の無残な姿だった。激怒したネイモアが捕縛したトゥーレ協会の司祭に拳を振るおうとしたところをキャップが止める。司祭からはまだスカルが何を企んでいるか聞き出す必要だあったのだ。

 南極。
 バロン・ストラッカーと共に極寒の地に降り立ったスカルのもとに目的の物を発見したという一報が入る。
 一方猛吹雪の中をフルスピードでジェット機飛ばすネイモア。同乗するバッキーはそれではエンジンが持たないと警告するがキャップは出来るだけ急いだ方が良いとネイモアの肩を持つ。司祭によればスカルたちはナチスが戦争に勝つために彼方から何かを召還したらしく、それがなんであれスカルが手に入れる前に見つけ出す必要があるからだった。

 目的の物が墜ちた場所へと到着したスカルは現物を見てこれじゃないと声を張り上げる。スカルが期待していたのは神の軍団あるいは神そのものだったのだ。「これがお望みの物です。中に大いなるパワーを感じます。これをどう利用するか理解するためにはただ時間が必要なだけなんです」と弁明する司祭たちに問題が解決するまでこの場を離れることを禁じると命令を下すスカル。そこにベース・キャンプのストラッカーから何か動く物を見つけたという報告が入る。

 同時刻。猛吹雪の中を疾走するネイモアのジェット機が突然現れた薄青色の巨人に撃墜される。辛くもジェット機から脱出し巨人に立ち向かうキャップたち。それを見たストラッカーはただちに部下にキャップたちへの攻撃を命じる。キャップとネイモアの二人がかりで挑んでもびくともしない巨人。バッキーは襲い来るドイツ兵を一人で食い止めていた。そんな硬直した戦闘に終止符を打ったのは航空機に乗って現れたスカルの機銃掃射だった。それによって氷が割れ、バッキーはドイツ兵や巨人と共に極寒の海に投げ出されることになる。口の中に手榴弾を放り込むことで巨人を倒す事に成功し、キャップの手で海から引き上げられたバッキーだったが流石に凍死寸前であり、ネイモアの怒りもむなしくそれ以上スカルを追跡することが出来なくなってしまう。

 一方スカルの命で結界を張る作業を続ける司祭たち。彼らが結界の中でこれから研究しようとする物、それは青白く魔力をたたえた空から墜ちてきたハンマーだった。

 とここまでシンが本の内容を説明したところで突如基地が崩壊し始める。辛くも地上に脱出できた二人だが今度はシンがジーモに銃を向け彼のテレポート装置を破壊すると一人ホバークラフトに乗りその場を離れる。一人残されたジーモは彼女の敵になることを誓うのだった。

感想
 プロローグということで「フィア・イットセルフ」の核となるハンマーの由来を中心としたエピソード。結局ハンマー自体は誰も持ち上げることが出来ずにそのままになっているとのこと。所有者を選ぶハンマーという時点でピンと来る人も多いと思いますが、ハンマーの正体が分かるのはFear Itself #1を待つことに。

 もう一つ「フィア・イットセルフ」の核となるシン。この話の中では何かに付け父親であるレッド・スカル(今のところ故人)と張り合い越えようとする娘として描かれていて面白いです。彼女がハンマーに拘るのも父親が遂に扱えなかった物を自分が使いこなすことで父親より優れていることを証明するためなのでしょう。彼女の物語もまた直接Fear Itself #1に繋がっていくことになります。

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Captain America: Reborn


キャプテン・アメリカ(スティーブ・ロジャース)暗殺の黒幕レッド・スカルとキャプテン・アメリカとの最終決戦、及びスティーブ・ロジャースの復活を描いた同名ミニシリーズを一つにまとめた単行本。この中で後々の「フィア・イットセルフ」のシンに繋がる重大な出来事が彼女の身に起ります。

Captain America: No Escape


キャプテン・アメリカ(バッキー・バーンズ)とバロン・ジーモの戦いを描いたCaptain America (2005) #606-610を一つにまとめ単行本。この中でジーモとシンが接触します。

Captain America: The Trial of Captain America


シンとキャプテン・アメリカ(バッキー・バーンズ)との戦いを描いたエピソードを一つにまとめた単行本。この本とそれに続く話の影響が「フィア・イットセルフ」での「キャプテン・アメリカ」の扱いに表れていたりします。収録タイトルはCaptain America #611-615,615.1Captain America 70th Anniversary Magazine(一部)。

2011-04-17

Fear Itself Spotlight #1 (2011年/Marvel Comics)

 テーマに沿ってインタビューや特集記事を組むスポットライト・シリーズの「フィア・イットセルフ」版。内容は以下の通り。

  1. マット・フラクション(Fear Itselfライター)インタビュー
  2. スチュアート・イモネン(Fear Itselfペンシラー)インタビュー
  3. バッキー復活の裏側
  4. クリエイターへの質問: あなたの一番の恐怖とは?
  5. キャプテン・アメリカとソーの共演話特集
  6. ロキ特集
  7. Journey Into Mysteryの歴史
  8. スコット・イートン(Secret Avengersペンシラー)インタビュー
  9. Fear Itself: Youth In Revolt特集
  10. ソーとムジョルニア苦難の歴史
  11. マーベル・コミックスのビッグイベントの歴史
  12. シン特集(7つの大罪に見立てたシン登場ストーリー紹介)

 というわけでこの中から気になる内容だけをかいつまんでピックアップ。フラクションによると「フィア・イットセルフ」は元々ソーとキャプテン・アメリカのクロスオーバーとして企画されたもの、あとFear Itselfだけを読んでも大丈夫、逆にタイイン・タイトルはFear Itselfを読まなくても大丈夫な作りになってるとか。

 バッキー、スティーブ・ロジャース、そしてキャプテン・アメリカの今後についてはFear ItselfCaptain America (2005)両誌を見てくれとのこと(まあ7月に新創刊するCaptain America (2011)でスティーブがキャプテン・アメリカに戻っていることが既に判明しているわけですけども)。

 ニック・スペンサーとスコット・イートンのコンビが担当するSecret Avengersの「フィア・イットセルフ」タイイン・エピソードではスパイダーマンの敵ミスター・ネガティブがヴィランとして登場。

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 本文の中で紹介されていた単行本を紹介。

5.キャプテン・アメリカとソーの共演話特集

Captain America: To Serve & Protect Premiere HC


二人で仲良く食事するCaptain America (1998) #5を収録。

Avengers Assemble Vol.5 HC


アベンジャーズのメンバーとして一緒にプレゼンス(核エネルギーを使って人を操ることも可能なヴィラン)と戦う中でキャップが操られソーが激怒するAvengers (1998) #43-44を収録。

Thor by J. Michael Straczynski Omnibus HC


キャプテン・アメリカ暗殺後初めてスティーブ・ロジャースの霊を召還して接触するソーが描かれるThor (2007) #11を収録。

7.Journey Into Mysteryの歴史

Marvel Masterworks: Atlas Era Journey Into Mystery Vol.1-3


ホラー/ファンタジー系アンソロジー本として始まったアトラス時代のJourney Into Mystery (1952)をまとめた単行本。Vol.1は#1-10、Vol.2は#11-20、Vol.3は#21-30を収録。

Marvel Masterworks: The Mighty Thor Vol.1-4


ソーが初登場した#83から誌名変更される#125までのソーの話を収録。内訳はVol.1が#83-100、Vol.2が#101-110、Vol.3が#111-120とAnnual #1、Vol.4が#121-125とThe Mighty Thor (1966)へと誌名変更したあとの#126-130。

Thor: The Lost Gods


「オンスロート」でソーが死亡したあと、地球を彷徨うアスガードの神々を描いたJourney Into Mystery (1996) #503-513をまとめた単行本。

10.ソーとムジョルニア苦難の歴史

Thor by Dan Jurgens & John Romita Jr. Vol.2


Perrikusとの戦いでムジョルニアが真っ二つにされるThor (1998) #10を収録。

Thor: Spiral


 人類ために神として人間社会を導こうとしたソーがムジョルニアを所有する資格を失う Thor (1998) #67を収録。

Avengers Disassembled: Iron Man, Thor & Captain America HC


ラグナロクの過程でムジョルニアが破壊されるThor (1998) #80を収録。

Thor: For Asgard HC


「マーベル・ナイツ」レーベル(通常のマーベル・ユニバースとは基本的に別世界という設定のレーベル)におけるソーとアスガードを描いた同名ミニシリーズをまとめた単行本。その中でもムジョルニアが使用不可に。

11.マーベル・コミックスのビッグイベントの歴史

Golden Age Marvel Comics Omnibus Vol.1 HC


マーベル・コミックスにおける初のクロスオーバー初代ヒューマン・トーチVSネイモアが行われたMarvel Mystery Comics #8を収録。

Marvel Masterworks: The Fantastic Four Vol.5 HC


多くのヒーローとヴィランたちが集ることになったリード・リチャーズとスー・ストームの結婚式を描いたFantastic Four Annual #3を収録。

Marvel Masterworks: The Defenders Vol.2 HC


アベンジャーズとディフェンダーズのクロスオーバー「アベンジャーズ/ディフェンダーズ・ウォー」が行われたAvengers #115-117Defenders #8-11を収録。

Avengers: The Contest Premiere HC


デスとグランドマスターの争いの手駒として地球の様々なヒーローが召還され戦うクロスオーバー・イベント「コンテスト・オブ・チャンピオンズ」を一つにまとめた本。収録内容はマーベル・コミックス初のリミテッド・シリーズでもあるContest of Champions #1-3と関連タイトルWest Coast Avengers Annual #2Avengers Annual #16

Secret Wars Omnibus HC


ビヨンダーに召還された地球のスーパーヒーローとスーパーヴィランがバトルワールドで激突する大クロスオーバー・イベント「シークレット・ウォーズ」の単行本。本編であるSecret Wars #1-12の他にThor #383She-Hulk (2004) #10What If? (1989) #4,114を収録。

Secret Wars II Omnibus HC


「シークレット・ウォーズ」の続編「シークレット・ウォーズII」の単行本。今度は地球に来たビヨンダーとヒーロー達の戦いを描く。本編であるSecret Wars II #1-9の他にNew Mutants (1983) #30,36-37Captain America #308Uncanny X-Men #196,202-203Iron Man #197Fantastic Four #282,285,288,316-319Web of Spider-Man #6Amazing Spider-Man #268,273-274Daredevil #223Incredible Hulk #312Avengers #260-261,265-266Dazzler #40Alpha Flight #28Thing #30Doctor Strange #74Cloak and Dagger #4Power Pack #18Thor #363Power Man and Iron Fist #121Peter Parker, Spectacular Spider-Man #111Defenders #152Deadpool Team-Up #1Quasar #8を同時収録。

Evolutionary War Omnibus HC


人類進化を加速させようと企むエボリューショナリーとヒーロー達の戦いを描いたクロスオーバー「エボリューショナリー・ウォー」の単行本。アニュアル間でクロスオーバーするという初のフォーマットで行われたもの。収録タイトルはX-Factor Annual #3Punisher Annual #1Silver Surfer Annual #1New Mutants Annual #4Amazing Spider-Man Annual (1964) #22Fantastic Four Annual #21Uncanny X-Men Annual (1970) #12Web Of Spider-Man Annual #4West Coast Avengers Annual #3Spectacular Spider-Man Annual #8Avengers Annual #17

X-Men: Inferno HC


マンハッタンをを地獄と変えた悪魔ナスティア、後にケーブルとなる赤ん坊を狙うサイクロプスの元妻ゴブリン・クイーン、黒幕のミスター・シニスターと戦うことになるXメン史の中でも屈指の大クロスオーバー・イベント「インフェルノ」の本編をまとめた単行本。収録タイトルはX-Factor #33-40X-Terminators #1-4Uncanny X-Men #239-243New Mutants (1983) #71-73X-Factor Annual #4

X-Men: Inferno Crossovers HC


こちらは「インフェルノ」にタイインしたタイトルをまとめた単行本。収録タイトルはPower Pack (1984) #40,42-44Avengers (1963) #298-300Fantastic Four (1961) #322-324Amazing Spider-Man (1962) #311-313Spectacular Spider-Man (1976) #146-148Web Of Spider-Man #47-48Daredevil (1964) #262-263,265Excalibur (1988) #6-7Cloak & Dagger (1988) #4

Atlantis Attacks Omnibus HC


世界征服を企むデヴィアントの悪の司祭ゴア、レムリアの悪の女王ライラ、アトランティスの暴君アトゥマたちとヒーロー達の戦いを描いたアニュアル間クロスオーバー「アトランティス・アタックス」の単行本。収録タイトルはSilver Surfer Annual #2Iron Man Annual #10Marvel Comics Presents #26Uncanny X-Men Annual #13Amazing Spider-Man Annual #23Punisher Annual #2Spectacular Spider-Man Annual #9Daredevil Annual #4Avengers Annual #18New Mutants #76New Mutants Annual #5X-Factor Annual #4Web of Spider-Man Annual #5Avengers West Coast #56Avengers West Coast Annual #4Thor Annual #14Fantastic Four Annual #22

Acts Of Vengeance Omnibus HC


ロキ率いるスーパーヴィラン軍団とアベンジャーズを中心とするスーパーヒーローたちといつもとは違った組み合わせで戦うクロスオーバー「アクツ・オブ・ベンジェンス」のメイン・ストーリーをまとめた単行本。収録タイトルはAvengers (1963) #311-313、Avengers (1963) Annual #19Avengers Spotlight #26-29Avengers West Coast #53-55Captain America (1968) #365-367Iron Man (1968) #251-252Quasar #5-7Thor (1966) #411-413Cloak and Dagger (1988) #9、Amazing Spider-Man (1962) #326-329Spectacular Spider-Man (1976) #158-160Web of Spider-Man #59-61

Infinity Gauntlet Premiere HC


日本でも翻訳されたインフィニティ・トリロジーの第1作目「インフィニティ・ガントレット」の本編である同名ミニ・シリーズをまとめた単行本。

X-Men: Age Of Apocalypse Prelude TPB


「エイジ・オブ・アポカリプス」の発端となるリージョンによる過去のマグニート暗殺作戦、所謂「リージョン・クエスト」関連タイトルをまとめた単行本。収録タイトルはX-Factor #108-109Uncanny X-Men #319-321X-Men #38-41Cable #20X-Men: Age Of Apocalypse Ashcan Edition

X-Men: The Complete Age of Apocalypse Epic Book 1-4 TPB


Xメン史上最大のクロスオーバー・イベント「エイジ・オブ・アポカリプス」。Xメン結成以前にプロフェッサーXが死んでしまったため改変されたアポカリプスが支配する世界でのマグニートー率いるXメンの戦いを余すことなく収録した単行本4冊。

Heroes Reborn: Avengers TPB
Heroes Reborn: Captain America TPB
Heroes Reborn: Fantastic Four TPB
Heroes Reborn: Iron Man TPB


ジム・リーやロブ・ライフェルドたちによる4作品のリメイク・シリーズ「ヒーローズ・リボーン」を作品ごとに全てまとめた単行本。物語的には「オンスロート」で死亡したヒーロー達のフランクリン・リチャーズが作り出したポケット・ユニバースでの物語と言うことになる。

Heroes Reborn: The Return TPB


リボーン世界からのヒーローの帰還を描くHeroes Reborn: The Return #1-4の他にリターン後のリボーン世界での話を描いた連作ワンショットシリーズHeroes Reborn: DoomsdayHeroes Reborn: RebelHeroes Reborn: Masters of EvilHeroes Reborn: AshemaHeroes Reborn: RemnantsHeroes Reborn: Young AlliesHeroes Reborn: Doomを収録。

Avengers Disassembled TPB


ここ5年ほどのストーリーの発端でもあるアベンジャーズの最期「アベンジャーズ・ディスアッセンブルド」のメインストーリーを一つにまとめた単行本。収録タイトルはAvengers #500-503Avengers Finale

Secret War TPB


スーパーヴィランたちを影で援助をしていたラトヴェリアの宰相と彼女に率いられたヴィラン軍団、それとニック・フューリー率いるスーパーヒーロ軍団との戦いを描いた「シークレット・ウォー」、その同名タイトルのミニシリーズを一つにまとめた単行本。シールド周りのゴタゴタの発端であり、後に「シークレット・インベージョン」へと繋がっていくイベントでもある。

House Of M TPB


スカーレット・ウィッチの能力で改変されたマグニートーが支配する世界で世界を元に戻そうとするヒーロー達の戦いを描いた「ハウス・オブ・M」の本編をまとめた単行本。この物語の最後に起った出来事は今もなおマーベルのミュータント社会に大きな影響を与えている。日本語版もあり。

Civil War TPB


ヒーローとヴィランの戦いに巻き込まれ多くの民間人の犠牲者が出たスタンフォードの悲劇により、社会の反ヒーロー感情が高まる。さらにヒーロー活動を正体を明かした上での登録制にするという超人登録法法案が議会に提出され、それを巡りヒーロー達は法案賛成派と反対派に別れて激しく争う、という「シビル・ウォー」の本編をまとめた単行本。このイベントの結果はそのまま「ダーク・レイン」や「シージ」などのイベントに直結することになる。

New Avengers: Illuminati TPB


トニー・スターク、ドクター・ストレンジ、リード・リチャーズ、チャールズ・エグゼビア、ブラックボルト、ネイモアという6人の王とリーダーが集って結成した秘密組織イルミナティ。世界を守る為に色々画策するものの独善的であり、「ワールド・ウォー・ハルク」を引き起こす原因にもなってしまう。そんなイルミナティの活動を描いた同名ミニ・シリーズを一つにまとめた単行本。「シークレット・インベージョン」へのプロローグにもなっている。

World War Hulk TPB


イルミナティによって宇宙へと追放されたハルクは着いた先の惑星で結婚するなどつかの間の幸せを築いていたが、乗ってきた宇宙船に仕掛けられた爆弾により惑星が破壊され妻も失ってしまう。怒ったハルクは仲間を率いてマンハッタンに襲来、イルミナティへの壮絶な復讐戦を開始する、という「ワールド・ウォー・ハルク」本編を一つにまとめた単行本。

Annihilation Books 1-3 TPB


宇宙を蹂躙するアニヒラス及び彼の軍団アニヒレーション・ウェーブとそれに対抗する様々な宇宙勢力の戦いを描いたクロスオーバー・イベント「アニヒレーション」を一つにまとめた単行本。Book1はプロローグであるDrax the Destroyer #1-4Annihilation Prologueとタイイン・ミニ・シリーズのAnnihilation: Nova #1-4を収録。Book2はタイイン・ミニ・シリーズの三作品Annihilation: Silver Surfer #1-4Annihilation: Super Skrull #1-4Annihilation: Ronan #1-4を収録。Book3は本編であるAnnihilation #1-6、タイイン・ミニ・シリーズのAnnihilation: Heralds of Galactus #1-2、今回のクロスオーバー用のキャラ解説本Annihilation: The Nova Corps Filesを収録。

Annihilation: Conquest Books 1-2 TPB


アニヒラスの侵略による傷も癒えないままさらにウルトロンと融合したファランクスの侵略を受けることになる宇宙を守る為に戦う宇宙ヒーロー達の姿を描いたクロスオーバー・イベント「アニヒレーション:コンクエスト」を一つにまとめた単行本。Book1はプロローグのAnnihilation: Conquest Prologue、タイイン・ミニ・シリーズのAnnihilation: Conquest - Quasar #1-4Annihilation: Conquest - Starlord #1-4、前イベント「アニヒレーション」解説本Annihilation Sagaを収録。Book2は本編であるAnnihilation: Conquest #1-6、タイイン・ミニ・シリーズの Annihilation: Conquest - Wraith #1-4、タイイン・レギュラー・シリーズのNova #4-7を収録。

Secret Invasion TPB


地球に潜入し多くのヒーローやヴィランと入れ替わっていたスクラル人が一斉蜂起・地球侵略を開始し窮地に追い込まれたヒーロー達の反撃を描く「シークレット・インベージョン」本編をまとめた単行本。そのままこの話はノーマン・オズボーンが地球を救った英雄としてシールドに代わる組織のトップに立つという「ダーク・レイン」へと繋がっていく。

Siege TPB


ヒーロー社会の頂点に立ったノーマン・オズボーンがオクラホマ州ブロクストン上空にあるアスガードへと侵攻、それを阻止せんと立ち上がったアベンジャーズを中心としたヒーロー軍団。両者の最終決戦を描いた「ダーク・レイン」最終章「シージ」の本編を一つにまとめた単行本。収録タイトルはSiege #1-4Siege: The CabalSiege Digital Prologue

Shadowland Premiere HC


ザ・ハンドの頭領となったデアデビルがヘルズ・キッチンに城を建設し、暴力で治安維持をしようとする。スパイダーマン、ムーンナイト、ゴーストライダー、ルーク・ケイジ、アイアンフィストなどニューヨークで活躍するヒーロー達はデアデビルの真意を問うべく城へと突入する。という「シャドウランド」の本編を一つにまとめた単行本。

Chaos War TPB


異星人の神々を従え地球侵略を開始した天津甕星ことカオス・キングVSハーキュリーズと彼率いるゴッド・スクァッドの戦いを描いた「カオス・ウォー」の本編を一つにまとめた単行本。

2011-04-15

フィア・イットセルフ: 概要と目次 (随時更新)

 2011年のマーベルのビッグ・イベント「フィア・イットセルフ」。2008年の「シークレット・インベイジョン」以来のかなり大がかりなクロスオーバーとなる今回のイベントを記念して全関連タイトル・レビューなどをやろうかなあと(あくまでも予定)。

概要

 物語の始まりは「シージ」においてアスガード落としが敢行されたオクラホマ州ブロクストンの街。ヒーロー側の中心はソーとキャプテン・アメリカ。ヴィラン側はかつてオーディンに封印された畏れの神サーペント(新キャラ)とレッド・スカルの娘シン。サーペントが作った7つの武器を所有したしたマーベル・キャラが彼の配下のワーシーとなる模様(一人はジャガーノートで確定)。

 クロスオーバーのメイン・タイトルはFear Itself(全7話)で、ライターはマット・フラクション、ペンシラーはスチュアート・イモネン。2011年4月現在において関連タイトルとしてミニ・シリーズとワン・ショットが14作品、タイ・インするオンゴーイング・シリーズが14作品となっている(詳細は目次にて)。

 なお今クロスオーバーの名称は第32代アメリカ合衆国大統領フランクリン・ルーズベルトの1933年の大統領就任演説の一説"So, first of all, let me assert my firm belief that the only thing we have to fear is fear itself — nameless, unreasoning, unjustified terror which paralyzes needed efforts to convert retreat into advance."(まずはじめに私の確固たる信念を述べさせていただきたい。その信念とは私たちが畏れなければならない唯一のものとは後退を前進に変えるために必要な努力を麻痺させる名状しがたい理由なき筋の通らない恐怖そのものだということなのです)からとられたとのこと。

目次

メイン・タイトル

  • Fear Itself #1,#2-7
     本編。
  • Fear Itself: Book Of The Skull #1
     プロローグ。

ミニ・シリーズ

  • Fear Itself: Deadpool #1-3
  • Fear Itself: The Deep #1-4
     ネイモアとドクター・ストレンジが主役。
  • Fear Itself: Fearsome Four #1-4
     マンシング、ハワード・ザ・ダック、ナイトホーク、フランケンシュタイン(の怪物)、シーハルクが主役。
  • Fear Itself: The Home Front #1,#2-7
     スピードボールが主役の話とジミー・ウー率いるアトラスが主役の話をメインにしたオムニバス本。
  • Fear Itself: Spider-Man #1-3
  • Fear Itself: Uncanny X-Force #1-3
  • Fear Itself: Wolverine #1-3
  • Fear Itself: Youth In Revolt #1-6
    ソー・ガールやウルトラ・ガールなどの旧イニシアチブの若手ヒーローが主役。
  • Fear Itself: The Worthy #1, #2, #3-8
     サーペントの武器に見込まれ所有者となりサーペントの配下になったワージー達の物語を綴ったデジタル先行配信ミニ・シリーズ。
  • Alpha Flight #1-8

ワン・ショット

  • Fear Itself: Black Widow #1
  • Fear Itself: FF #1
  • Fear Itself: Sin's Past #1
     今回のクロスオーバーの主役の一人でもあるレッド・スカルの娘シンが登場するCaptain America #355-357(#357は一部のみ)を描き下ろしとともに収録したタイトル。
  • Fear Itself: The Worthy #1
     上記のデジタル先行配信ミニ・シリーズを一つにまとめて紙媒体で発売するタイトル。

オンゴーイング・シリーズ

  • Avengers #13-
  • Avengers Academy #15-
  • Black Panther: The Man Without Fear #521-
  • Ghost Rider #1-
  • Herc #3-
     ハーキュリーズの個人誌。
  • Heroes For Hire #9-
  • Hulk #37-
  • Iron Man 2.0 #5-
     ウォー・マシーンの個人誌。
  • Invincible Iron Man #503-
  • Journey Into Mystery #622-
     ロキが主役。
  • New Avengers #14-
  • Secret Avengers #13-
  • Thunderbolts #158-
  • Uncanny X-Men #540-

その他

  • Fear Itself: Spotlight #1
     クリエイターのインタビュー記事を中心とした特集本。
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